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Search Consoleの進化が止まらない

2019.6.3

カテゴリ:IT 著者:三谷 恭平

ウェブサイトの効果測定に必須の【Search Console(サーチコンソール)】。

2019年3月〜4月にかけて大アップデートが実施されましたが、その中でも「ドメインプロパティ」の機能が素晴らしかったのでご紹介します。

従来、Search ConsoleへのURL登録は「ホスト名単位での登録」が必要で、仮に「wwwあり」と「wwwなし」のどちらででも同じサイトにアクセスできるなら、その両方をSearch Consoleに登録する必要がありました。
同様に、SSL化の対応が終了して「https~」となった場合は、そちらも「wwwあり」と「wwwなし」の両方を登録する必要がありました。

例えば弊社のURL(Google上の登録は「https://jumpstart.co.jp」)の場合だと、

  • http://jumpstart.co.jp
  • http://www.jumpstart.co.jp
  • https://jumpstart.co.jp
  • https://www.jumpstart.co.jp

の4つのバリエーションを登録し、それらをまとめるプロパティセットという「箱」を作ったうえでデータをそれぞれ別々に調べてまとめる形でないと、本当に正確な数値は出せないことになります。しっかりとデータを見るためには必要な作業ですが、これが地味に面倒でもあります。

ところが、2019年春のサーチコンソールアップデートで新たに追加された「ドメインプロパティ」では、「wwwあり」と「wwwなし」、「http」と「https」、さらにはサブドメインやサブディレクトリといったURLバリエーションについて、1個のGoogle Search Consoleプロパティで確認・計測・レポートすることが可能になりました。

ドメインプロパティでの対応であれば、DNSに対して一度認証作業を行ってしまえば、それぞれのドメイン毎にプロパティを作成するような作業は不要に。

新しく始まった”ドメインプロパティ”の表示。右の”URLプレフィックス”は従来と似たコード貼り付けによる認証方法。


ただし、「ドメインプロパティ」による登録では、サイト所有者であることの確認にサーバーでの作業が必要となります。

詳しい設定手順などは別サイト記事等に譲りますが、従来のhtmlコード貼り付けなどの方法(新しく「URLプレフィックス」という呼び名に変更)と比較して、サーバ上での作業(DNS登録情報による確認)が必須になっているため、若干ハードルが上がるといえます。

ただサーバー提供側でも例えばエックスサーバーのように、すでにDNS情報を比較的容易に変更できる仕組みを用意している会社もあります。今後の作業が圧倒的に効率化できるため、挑戦できるならばぜひ導入したいところです。


世のサービスの中にはアップデートと言いながら使い勝手が微妙に改悪されていたり、余分な機能の追加で従来の美点がぼやけてしまったりという残念なケースにしばしば出くわしますが、このように「使う側の面倒を解消する」「痒いところに手がとどく」アップデートは非常にありがたいです。

webの世界は進化のスピードが圧倒的に早く、他業界出身の自分は試行錯誤の中でなんとかついて行っているという状態ですが、サービスとはこうありたいもの、と自分を振り返りつつ強く感じた次第です。


※そんな話をしているうちに、5月8日にSearch Consoleに「構造化データの確認」機能が追加されました。

これは「google for Jobs」のサイト実装に必須の機能なのですが、今まではデータが正しいかどうかを調べるには別のツールを使用しなければならず、サイト内での実装結果が正しいかどうかはサーチコンソールではわかりませんでした。

これからはこちらを見れば掲載結果が一目瞭然。「実装コードのどこがダメなのか?」まで指摘してくれます。

すごいぞGoogle。

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