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社内研修『ビジネスリノベーション』

2018.3.27

カテゴリ:Activities/Design 著者:河内 優奈

『ビジネスリノベーションの教科書──最小のリスクで最大の効果を上げるヒケツ』を書かれた西村佳隆さんに、この本を基に社内研修を実施していただきました。

なにかを企画する上で「何のために」「誰に」「何する」という目的・対象・内容が大切でり、企画を深め、広げるためには抽象化し、そして具体案を出すこと。それはすでに存在しているものをより良くしていくことにも繋がることだと感じました。

今回、西村さんのお話をお聞きする中で、ビジネスリノベーションとは、価値を再定義する、人を喜ばせる仕事であるとおっしゃっていました。
私は今年4月から本格的にJump Startの一員となり、デザイナーとしてお仕事に携わらせていただきます。今まで3年間、専門学校でデザインを学んできましたが、学校課題では自分でテーマ・コンセプト・ターゲット層を設定し、取り組んでいたため、自分の空想の世界でしかない、現実性のない作品づくりをしていました。
なので自分の作ったものが人に喜ばれるということも想像できずに、ただスキルを磨くだけでした。そのため、ものづくりは好きだけれど、目的・対象・内容が空想であり、曖昧になっていた部分もあったため、行き詰まることが多々ありました。

企画を抽象化し、具体案を多く出すという点が自分の苦手部分であると再認識することができました。これを、今後デザイナーとして社会に出る上で、今後の自分の課題にしていきたいと思います。

また、ものづくりは自分がいて、相手がいて、成り立つものでもあるということも改めて感じました。
新しいものを多く生み出すことだけでなく、今すでに存在しているものやことの良さを生かしていきながらものづくりをしていくことも大切にしながら、今後のものづくりに繋げていきたいと思います。

とても刺激を受け、貴重なお話をお聞きすることができました。ご興味ある方、下記リンクにURL添付しています。

Yuna Kawachi

デザイン専門学校 山脇美術専門学校を経て2018年に新卒で Jump Start に参画。2020年8月より代表取締役に就任。

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