We will design the “Medical x Social” from Kamakura, Japan.

Project

湘南藤沢徳洲会病院 看護部


クライアント:湘南藤沢徳洲会病院 看護部
プロジェクト期間:2011年9月〜
プロジェクトの目的:新病院設立に向けた看護師、助産師の採用
提供内容:VI / Web / 映像 / 写真 / パンフレット / 封筒 / 展示会用ツール(タペストリー、椅子カバー、立て看板 等)

2012年10月に設立された湘南藤沢徳洲会病院の外観。

看護師の働きがいの本質を考える。

2012年10月に茅ヶ崎徳洲会総合病院から、現在の湘南藤沢徳洲会病院への移転に際して100名以上の看護師、助産師を採用することになり、そのための採用サイトの制作です。
Jump Startでは当時いくつかの大手企業の採用サイトの制作実績がありましたが、しかし「短期間で100名以上の看護師の採用を実現する」という実績は手がけたことがなかったため、まずは現職の看護師および採用担当者へのヒアリングおこない、「現場の声」を把握するところから始めました。

当初は、看護師や助産師は“激務”である一方、給与待遇や福利厚生の良さに目がいっていましたが、現場へのヒアリングを通してその考え方は本当に恥ずかしい間違ったものだとわかりました。
看護師・助産師さんたちが異口同音に「自分の担当した患者さんの役に立ちたい」ということおっしゃっていました。自身がずっと担当していた患者さんが快復して退院されたり、目の前で亡くなったり。毎日のようにまさに人の生死に身近で触れていく中で、自身の力不足を感じたり、自身が患者さんの生命に貢献できることを実感するわけです。

目の前で患者さんとそのご家族が泣いて喜んでいるお話や、亡くなった患者さんのご家族が悲しみを抱えながら病院の人たちにお礼をいう話は、聞いてて思わず涙が出てくるほど尊いものでした。そしてそこに看護師の働きがいの本質が隠されていると考えました。

湘南藤沢徳洲会病院の職員用保育園の様子。

半年で120名の看護師・助産師の採用を実現。

現職の方の素敵な話を聞いていく中で、給与待遇や福利厚生以上に、看護師・助産師としての働きがいをなんとか表現して伝えたい。この病院だからこそ得られる体験を言語化したい。その観点からその想いを表すスローガンを考え、シンボル化することを考えました。それが「キュンっ!」というシンボルマークです。
一見、ポップな「キュンっ!」というデザインには、看護師・助産師として自身の仕事の尊さに感動して「キュンっ!」とする体験を大切にしていきたい、という思いが込められています。そしてその「キュンっ!」をキーワードに現職の看護師・助産師の“生々しい”エピソードを通じて働きがいを表現しました。また、「キュンっ!」をキーワードに採用パンフレット、映像、展示用のツール(タペストリー、立て看板、椅子カバー、封筒 等)にも展開しています。

結果、サイトを公開してから半年で120名の看護師・助産師の採用を実現しました。しかも嬉しいことに新卒で入職された看護師・助産師にすぐに退職される方がいないと聞いています。
これは入れ替わりが多い看護師という職種ではかなり驚異的な記録なようです。これも募集側の病院と応募側の求職者のニーズおよび「コンテクスト」が一致した結果だと思っています。

また、このような素晴らしい成果は、決して僕たちの企画と制作が良かったからだけでなく、採用担当者の献身的かつ継続的な取り組みと、現職の看護師・助産師の方々の快い取材協力があったからこそです。この場を借りて御礼申し上げます。そして、湘南藤沢徳洲会病院の発展が、日本全国の病院と患者さんたちを力づけていくことを信じてやみません。

(2017.02.05 桑畑 健)

Creative Direction : 桑畑 健
Direction : 丸川 かおり
Copywriting : 丹後 雅彦*
Photograph : 岩城 文雄*、井上 優子*、Jump Start Inc.
Web Design : 桑畑 健、Jump Start Inc.
Web Development : 岡林 賢伊、Jump Start Inc.

湘南藤沢徳洲会病院 看護部のサイトを見る

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