Project

OCEAN-SHD研究会

クライアント:帝京大学医学部附属病院 循環器内科
プロジェクト期間:2015年8月〜
プロジェクトの目的:ブランディング、広報(情報発信ツール)による活動及び治療の啓蒙
提供内容:VI / Web

“パイオニア”の医師たちが、所属を越えて連携する研究会

帝京大学医学部附属病院の渡邊雄介医師とのご縁から、各病院の最前線で活躍中の医師が中心となって立ち上げた研究会のロゴマークとWebサイトのデザインを手がけました。

(以下、サイトに開催されている研究会の目的、コンセプトを抜粋・編集したもの)

近年、心構造疾患(SHD, structural heart disease)に対するカテーテルインターベンションが世界中で急速に発展していますが、特に2002年にフランスで生まれた TAVI は、全世界で拡大し、すでに標準的な治療となっています。
また、僧帽弁閉鎖不全症に対するPMVR(percutaneous mitral valve repair)も弁膜症治療の重要なオプションとして欧米においては日常診療の一部となりつつありますが、未だ日本では使用することができず、このような新規弁膜症の治療デバイスについて知見を広げることが重要です。
本研究会ではSHDに対するカテーテルインターベンションの多施設レジストリーの構築を行い、詳細な検討を行い、これにより日本から新たなエビデンスの発信し、世界の医療の発展に寄与することが目的です。

(抜粋・編集ここまで)

TAVI、カテーテル治療の多施設レジストリー研究グループ『OCEAN-SHD研究会』のシンボルマーク。

研究会が発信する情報を「スタンダード」へ

この研究会の素晴らしいところは、各病院で活躍中の医師たちが、TAVIを始めとする先端の治療法を日本で広げていきたい。そして一人でも多くの患者さんに貢献したいという気持ちから、多忙な中、時間を捻出して活動されていることです。

それは、彼らが取り組んでいる医療が、大いなる可能性を持っていることの証であり、言い換えれば、そこに国および法が追いついていないと言えるかもしれません。

この研究会が発信している情報が、近い将来「スタンダード」になり、多くの患者さんたちを救うことになることを願いつつ。OCEAN-SHD研究会を応援し続けます。

(2018.01.03 桑畑 健)

Creative Direction : 桑畑 健
VI Design : 桑畑健
Web Design : 桑畑 健、東海 景介
Web Development : 岡林 賢伊、東海 景介、Jump Start Inc.

OCEAN-SHD研究会のサイトを見る

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